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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第10章 共に永遠に――――…


しかし…ど~したものか…


本当になにも考えていなかった…。


立派なマンションだが――――セキュリティはいまいちらしく、エントランスに続く自動ドアは暗証番号などなかった。


高そうな見た目だが、細かいところは簡略化されているのか…予想に反して入居者入り口まで入れた。


5階建ての真新しいマンション……ベランダから自殺するとなると…上の方の住人だろう。


3階より上……


私はロビーに設置してある宅配ボックスと郵便受けに名前がないか確かめる。


「このご時世に――――ないか…」


目の前の規則正しく並ぶボックスたちには名前はついていなかった。


ここまで来て…出会えそうにない。


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