🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第11章 囁く計画
「教祖様の声を聞いたら――――幸せになれる!皆を幸せにするために…教祖様は頑張っている!」
そんな、胡散臭い言葉でも――――疲れで思考回路がバカになっていた母親には…救ってくれる唯一無二の存在!?
と、思い込むのに時間はかならなかった。
最初は無料で――――毎回、ありがたいお言葉をくれる優しい教祖に…親近感を持つ。
次は、無償でお金を貸してくれる――――。教祖様は“母子家庭の手助け”を率先て行う。
お金を貸してくれる協会の心意気に…母親は、あっという間に信者になった。