🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第11章 囁く計画
無料、無償――――それが何度が続き…
ドップリ母親は“幸せの扉”に身を漬け込み…抜け出せなくなったころ…
「普及活動を一緒にしましょう、貴女のような方は世界中に沢山いるんです!」
と、声をかけられ…二つ返事で活動協力をする。
が、活動するにも資金はかかる…
「救われる扉の前に立つ者に分け与えるため――――我々は自費で普及活動をしないと――――…それに、私は立つ者のために…教団に寄付をしているのよ!」
“幸せの扉”の先輩信者は、救われた感謝をお金に具現化し教団に寄付していると言う。
それに、無償でお金を貸してもらえたのは――――信者たちが寄付したり国からの援助があっての事だったと知る。
「私も――――教団のお力になりたいです!」
母親は何も疑うことなく――――…寄付を始めた。
朝、昼、晩と働いたお給料をほとんど教団へ寄付し始めたのだ。
その頃、娘も高校生となりバイトをしていたが――――…
そのお給料も寄付に回したいといい始める母親に恐怖を感じたと言う。