
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第11章 囁く計画
「とりあえず――――コンサルタントへの人材の補充は米倉さんに任せていい?
俺は、宗教関係を当たってみるんで…って、このリストならぴったりな復讐者がすぐに見つかりそうっす」
「承知しました。人材の方は私の方で進めます。そちらの方は戸次さんにお任せいたします」
「了解」と、リストを手に机から離れると、報告のためにボスの部屋に向かう。
大門の結婚の事も報告しないとだし――――…究極の熟女好きが結婚するのだ…祝ってやらねば。
「ボス――――失礼します」
「はい、どうぞ」
返事が来たので俺は扉を開けて――――中に入る。
――――ノイズが…軽やかな曲のようで…機嫌がいいことがうかがわれる。
俺は、嘘臭い絵顔を顔面に張り付けて一歩を踏み出した。
