🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第11章 囁く計画
「そういえば――――なぜボスは予知夢のお姫様にこだわるのでしょう?」
俺は不思議そうに首を傾げる米倉にニコッと頬笑む。
「俺も知らないっす」
――――な、分けないけど…多分…言っても理解できないと思う。
「戸次さんも知らないんですね……ボスの好み…とか?」
「マジか!?だったとしたら……黒羽がどうでるか見ものですね!」
ボスの思い人があの悪夢のお姫様なら…黒羽はどうするのやら?まぁ…ボスには逆らえないだろうから……
まっ、俺の知ったこっちゃない!
しかし、俺好みの顔の奴がボスに殺されるのは……少しおしい気がする。