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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第13章 再び眠れない


大広間に入ってきた人々は我先に逃げよと――――来た道を引き換えすも…入り口で揉みあいになる!


『何があった!?』

『人が血を流して倒れている!』

『犯人がまだ…倒れた人の上に馬乗りになってる!』


『キャァァァ!戻って!ここに入ってはダメよ!殺人犯がいる!』



言葉が伝言ゲームのように後ろに伝わるが――――…パニック状態の人々には大袈裟に更にすでに何人も殺害されている火のように伝わった!


大広間の入り口はパニック――――…状況が分からない後方の人々はそよ懺悔きを見ようと身を乗りだし…前の人を煽る。


なんとも……不思議な光景に私は息を飲む。


その間に――――…


生け花の前で倒れている人を踏みつける白服の男性は……


高笑いと共に――――…自分の首に黒い花鋏を突き立てた!



『キャァァァ――――!犯人が!犯人が――――自殺したわぁぁぁ!』


押し問答で戻れなくなっていたおばさんが――――…高笑いのすえ自害する男性を真っ正面から見てしまい――――大音量の悲鳴を大広間に響かせた!



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