テキストサイズ

🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第14章 女神の糸


私の腕の中でスヤスヤ眠る彼女に――――私は微笑み…口づけする。



あぁ――――やっと…



3年?…待った…


あぁ…感謝していますボス…。



愛していますボス…



一生…貴方についていきます。



頭を撫で――――寝息を立てる彼女の眉間にシワが寄る。



――――夢を見ている…


そう思い――――「どんな夢を見ているの?」と、問いかける。



すると――――…



「集団……自殺…」


と……苦しそうに答える。




…そう――――彼女は今…集団自殺の夢を見ているらしい。



「――――なんで…?やめて……」


更に…苦しそうに続けて言葉を発する彼女は私にしがみつき……涙を流す。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ