
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第3章 歌姫の悪夢
「あ~…今日は、朝から俺と未來ちゃんはとホテルに行きますので――――…昼寝の時は戸締まりよろしくっす」
「ん!?皇輝君――――朝から仕込み?」
せっかちが美希(みき)さんが口の中にご飯を大量に頬張り聞く。
「未來ちゃんが夢を見たそうで――――今、ホテルに滞在中の“歌姫LaLa(ララ)”に関係していて…、ちょっと聞き取りなどをしたくて…」
皇輝さんが私の代わりに説明をしてくれる。
私は、夢の中で眼中を飛び出させ死んでいたLaLa(ララ)の姿を思いだし…口許を押さえる。
ヤバい――――…テーブルの上に並ぶ目玉焼きが……眼球を連想してしまう!
「ちょっ――――未來ちゃん…大丈夫?」
岳さんが私の体調に気かつき…手をさしのべる。
「大丈夫――――でも…ちょっと今は目玉焼き…見たくないかも…」
