
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第16章 苦痛とまどろみ
ノックの音がして――――黒羽さんが薬を持ってきてくれた。
「飲んでおいて?楽になるから」
水と一緒に渡された薬を飲むと――――フワッと頭が軽くなり…自然と枕に顔を沈めていた。
寝たくないけど――――…
瞼が重い。
「四葉ちゃん……カフェオレ…作ってくれたのに……飲めなくて……ごめんね?」
「いいよ――――眠そうだね?起きたらまた、作ってあげるから……その時の飲んでくれればいいよ」
黒羽さん――――あ~面倒くさい…四葉ちゃんでいいや…
四葉ちゃんは…かっこよくて…優しくて…
――――…好きだなぁ…
だめだ…眠い……
