
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第18章 静かな憎悪が積もる…
誘惑したのだろう――――そこのところは…記憶が曖昧だが…
帯が苦しくて…
脱がせてもらった……
その手が――――…離れるのが寂しくて…
指を絡ませた…
襦袢姿になり――――…見つめあった俺たちは…
どちらともなく――――…唇を重ねた。
そこからは…男女の情事と同じ流れだ。
下着を脱がされ…裸に近い状態で抱き合い――――ベッドに倒れこむ。
唇を重ね…貪りながら……野口さんはスーツを脱いでいく…
肌と肌がふれ合う暖かさに…抱き締めあう力は強くなり……ギュッと力強く締め付けられる脇腹の痛気持ちいい感覚ははじめてだった。
そこからは――――…セックスに向かう多くの過程があったが…男同士…でしか出来ないプレイがあり…俺はそれにハマってしまいそうで怖くなった。
それは――――…
互いのペニスを擦りあい…キスをすると言う……
なんとも視覚的に破壊力のある行為だった。
