
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第19章 女神の覚醒
~未來side~
「おはよう、未來――――」
「おはよう……四葉ちゃん」
マンションに引っ越して――――…だいたい…1ヶ月…
正確な日数が分からない…頭がボーッとしている日々で…うまく考えられないのだ。
相変わらず悪夢は見続けている。
眠りたくない…と、思いつつも……寝てしまう…。
寝る癖がついているらしく――――…結局…夜中に目が覚めて不安になって…
ノートを見た夢で埋め尽くす…。
1日に何度も睡魔が襲ってきて…悪夢を見てしまう……。
四葉ちゃんの快楽治療がなければ……とっくに壊れている。
――――でも、何かが違う。
なんだろう…気持ちいいんだけど……なんか…違う。
もっと――――…キスって優しい…イメージが…
あれ?
なんで、私はそんなイメージを持っているんだろう…
四葉ちゃんの指も舌も――――…凄く気持ちよくて…悪夢から救われる。
快楽があれば…悪夢の中にいても……私は怖くないし、もっと……悪夢の中にいてもいいとさえ感じてしまう。
――――でも…
なんか――――違う。
