
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第19章 女神の覚醒
“大丈夫――――君は助けられる”
何故かその声に…
私はかけてみた。
エレベーターが一階に到着すると…携帯の地図アプリを使ってアパートの場所を検索し…ナビ頼りになるが…向かった!
夢で約2キロと言っていたが――――本当にマンションから2キロの場所にアパートはあった。
「ほ、本当に――――…あった…」
ゼーゼーと喉から変な音がするのが分かるが…
私の体力の無さに……自分で驚いてしまった。
点検まで――――…あと…数時間…
ここまで来たはいいが…
ど~したら…いいの?
えっと、え――――…っと、慌てて出てきたけど…ノープラン…
警察!
消防?
電話!そうだ――――電話!
スマホで電話…
あれ?
手が震える――――あれ?なんで…
電話…できないの?
あれ?
あれ?
「お嬢さん――――そんな格好でどうしたの?」
