
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第19章 女神の覚醒
私は、近くの公園のベンチで休むと言い、老夫婦に通報の敬意は任せてしまった。
まだ…頭が痛いのだ――――…ヤバい…
本当に…
痛い。
このまま――――倒れそう…
嫌だ…頭が割れそうだ――――…
「未來ちゃん!?――――なっ!なんで?未來ちゃん!?」
「四葉…ちゃん…?」
薄れ行く意識の中で――――私に駆け寄る…イケメン……が…
「どうして!?どう――――やって…部屋を出たの!?どうして…なんで!?」
――――なんでって…
監禁されてる…
訳じゃ――――…ないんだから…
自分の…足で……
部屋を出たに――――――――決まってる…
じゃん…
