🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第22章 繋がる違和感
目が――――死んでる。
そう思った瞬間…俺の意識の中にぶわぁぁぁぁぁ!っと、何かが流れ込んできた!
――――あれだ!コイツの記憶だ!
走馬灯のように駆け巡る記憶に『わぁぁぁ!』と、面食らってしまうが…
とてつもない記憶だった…
死んでも――――死にきれない…
井金 清人(いがね きよと)の…
記憶。
『えっ、ぁぁ…』
――――え?未來ちゃん?
焦る声が聞こえ俺は、未來ちゃんを確認する!
すると、井金の記憶を一緒に見ているのか――――未來ちゃんの視線は走馬灯を見るように世話しなく動いている。
俺に見えるように…未來ちゃんにも見えているらしい。