無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

すると、再び――――井金の記憶がパッと頭のなかに入ってきた！




『――――え…続き？』




それは――――…井金の最近の記憶だった。




『お前――――…マジかよ…』



その記憶には、俺の知っている顔が写し出された。




『――――戸次(とつぎ)…黒羽(くろば)…』



そう、復讐コンサルタントの二人…


戸次 伊理登(とつぎ いりと)と、黒羽 葉(くろば よう)だった。



二人が井金に接触し――――…この爆発事件が起こるのだ…。



『お前らか――――…』



俺は、感覚を集中させ…井金の記憶を読み込もうと…した。



――――許せない…



許せない…



復讐なんか……



コイツにさせるな――――――――！