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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第4章 歌姫の秘密と救出!


「と、とにかく――――…この絵の特徴を教えて!」


俺は、気を取り直し絵の説明を未來ちゃんに求めた。


「乗馬をするのでしょうか…、馬を連れた男性に寄り添う女性に――――すがるような男性が二人…って感じの絵です!」



――――おおおお…これ…馬だったのか?


トゲトゲした物体…分からんかった!



「あ~、もしかして――――“馬と美女”って、絵画の飾ってる部屋かも!」


少しのヒントで月子さんは絵画の予測を立てた。


「確かにスイートルームね――――…この絵って皮肉がかかってる…イヤらしい絵なのよ」


――――およよ?イヤらしい絵とは?



「馬と美女――――その美女の回りには男が三人も群がっているの…
 一人は美女の顔を見て微笑み、一人は美女の胸に視線を向けニヤけていて、もう一人は美女の足にすがり捨てないでと泣きそうな顔をしている――――しかし、女性の手にはしっかりと馬の手綱が握られており…その馬はしっかりと発情し逸物を尖らせているよ」



「///おおお…なんとも――――…意味ありげな絵っすね、馬が勃起状態って…」


「勃起しているだろうって、だけ――――男性に隠れて大事な部分は見えていないけど…よ~く見ると…って感じよ」


月子さんは「趣味悪いって、あの人に言ったんだけど…この絵の部屋は厄介な客やヤリ目で見栄っ張りな客を入れるための部屋に飾りたい」って、オーナーが文句の言えない客に皮肉るために買ったそうだ。



「じゃぁ、この絵があるっ部屋は――――…スイートでも一部屋だけ?」




「ええ――――」






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