🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第4章 歌姫の秘密と救出!
なんとも茶目っ気たっぷりの部屋だと分かり――――俺と未來ちゃんは笑った。
絵画の手がかりで部屋を特定できた俺たちは、早速歌姫のいるであろうスイートルームへ向かった。
月子さんはオーナーに会うといって、エレベーターの前で別れた。
エレベーターで上の階を目指す。
皮肉いっぱいのスイートルームだが、もちろん上の階である。
「皮肉部屋に案内されるってことは――――…あの叔母さん、オーナー的にかなり感じ悪いみたいだな?」
「私的にも――――感じ悪い人でしたよ?」