🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第22章 繋がる違和感
「憎い――――です…。
この間…僕を虐めていた二人が大学に通い…楽しそうにしていたと…聞きました…。
僕は忘れたくても忘れられないのに!あの二人は!僕の事なんて忘れて――――幸せそうに…自分達は品行方正な大学生と偽り……生活してたんです…」
――――聞いた?
「二人が…どこで…何をしているって…人から聞いたんすか?」
井金はコクンとうなずき…悔しそうに床を殴った。
しかし、殴るとは…と、言いたくなるほどダメージの少なそうなパンチに俺は「弱っ!」と、心のなかで突っ込みを入れた。