🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第22章 繋がる違和感
「お!?そうか――――すまん、すまん!」
ガチムチホールドから解放された井金は酸欠で真っ青な顔をしていたが、ヤバい目ではなくなっていた。
「解放されてなによりっす……」
「ゲボッ――――ゲホっ!あ、はい…」
良かった――――生きてる!
「しかし、アイツらの手口が分かってきたって言うか……人間の心理を付いてるって言うか…姑息でエグい事を考えるなぁ~って、感心するっすね…」
「だな――――…“復讐心”を膨らませて…“この復讐は正しいんだ!”と、脳にゆっくりと刻み込んでいく…って事だろ?洗脳と同じ効果だと俺は思っている」
確かに――――井金は、「ダメだ!」と、思いながらも…ロッカーの鍵を持ち歩き……少しづつでも…鍵の合うロッカーを見つけれないかと……検索や探索をしていたにちがいない…