テキストサイズ

🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第22章 繋がる違和感


いきなり長舌になった井金に俺と十勝は驚く――――!


さっきまで自信なさげに話していた男が、“復讐”と言う目標を見つけたのか――――…ペラペラと大義名分を掲げ始めたのだ!


しかも、コインロッカーを探させる――――と、言う…行為が“復讐”の興奮を更に高めていっている!


「お、おい!君、大丈夫か!」


すると十勝が、興奮している井金の肩をガッチリ掴み「落ち着け!」と、分厚い胸板に抱き寄せた!



「うぉ!――――ガチムチホールド!」


俺は凄い勢いで抱きしめられている井金の安否が気になった!


「んっぐっぁ!だっぁ!ぐる…じぃ…で…ふ」



――――ほら…分厚い胸板から…井金の悲痛の声がきこえるっすよ…



「十勝…落ち着いたみたいだ…離してやれ……窒息するぞ…」




ストーリーメニュー

TOPTOPへ