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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第22章 繋がる違和感


沈黙があったが――――…


井金は「貴方に…何が分かるって言うんですか…」と、低い声で…呟いた。









説得…


は、一応した。





が――――――――…井金はコインロッカーの場所を絞り混む所まで…



追い込まれていた。




俺の行動が遅かったのか…


戸次と黒羽の行動が早かったのか――――…




復讐の事を考え……瞳を曇らせていく井金には…



十勝の包容など…無意味だっのかもしれない。




「――――悔しい…っす…」




ネットカフェを出て…だいぶ歩いたが……やっと出てきた俺のセリフは…



悔しさだった。




「松原君――――人って…そんなに弱くないと…私は信じている……」



珍しく…十勝も落ち込んでいた。






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