🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第23章 育成ゲームの最高峰
「願わくば…この子に父の…若林 基樹(わかばやし もとき)の才能が引き継がれればと…」
花道は、妻のお腹にそっと手を伸ばし撫でる。
その姿を聖母のごとく見つめる…熟女妻の視線はなんとも穏やかで幸せそうだった。
「花道さんだって…若林画伯の血を受け継いでいましたから…お子さんにも期待していいのでは?」
「――――ハハハ、ですね!でも、甘やかして育てないようにって妻に今から注意をされています!」
なんとも、ラブラブな会話に――――若干…胃もたれしてきた。
その後は、のろけを挟まれつつも資金援助の話と――――…報告を互いに済ませ…
俺は画廊を後にした。