🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第23章 育成ゲームの最高峰
時計を見ると、黒羽のマンションに向かう時間にはまだ早く――――タクシーで向かうつもりだったが…歩いて向かうことした。
最近、フラフラと歩く事が楽しくなっていた。
学生の会話――――…主婦の井戸端会議…
少し歩いただけで――――大量のノイズに俺は笑ってしまう。
「今日の合コン絶対当たり(ガガガ…)だから行こうぜ!お前に会いたいって子もいて~(ザザザ…)」
「マジで!?あ~でも悪い!今日はバイト入っててさぁ~(ガガガ…)」
嘘ばっかの……友達の会話…
今日の合コンはハズレだし、自分より不細工な友達を連れて行けば…お持ち帰りの確率も上がる!
しかし、誘われた友達も――――当て馬にされる上に合コン代はしっかり取られて…デメリットしか感じないことを瞬時に察知し、バイトがあるからと断った。