🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第25章 強い男
「――――僕は…小東 真(こひがし まこと)と、水町 重樹(みずまち しげぎ)と言う…同級生に――――“暇だから”と、言う理由だけで…犯され///無理やり性奴隷のような扱いを…約2年間されつづけました――――――」
僕は、刑事さんに…自分の過去を包み隠さず話した。
最後の――――犬たちに犯された事を…自分の口から伝えるのは…辛かったが…
僕の復讐は正義なのだと…訴えるために…涙をこらえながら…言った。
しかし、涙はどんどん溢れ――――…
最後は、涙声で聞き取れない状態になった。
「う゛…ぐっ、ヒッヒッ…僕は……う゛…ぅう゛…僕は……彼らを許せる訳がない…」
涙で目の前の刑事さんが歪んで見える。
口に出すと――――やっぱり…ひどい高校時代だったと…改めて思う。
やっぱり…
あの二人には――――――――…死んで償ってもらいたい。