🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第25章 強い男
「そ――――そんなことって…出来るわけが…」
「彼らには出来るみたいなんだよ――――…警察内部も…川島さんの術にかかっているらしく…特に上層部はどこまで彼の手の中か分からないくらいだ…」
ガーベラで術が解けるなら…片っ端から?
と、言いかけたが――――すでに実験済みだったのか…十勝さんは大きくため息を吐いた。
「分かる!分かるぞ少年よ!花を握らせればって―――…しかし、何故か…この二人が関係している“ガーベラ”じゃないと…術が解けないんだよ!」
――――は?
もう、訳が分からない…
「オカルト――――?スピリチュアル的な世界の話ですか?」
「分からん!」