🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第25章 強い男
「そ、そんな――――ヤバイものが…入っていたんですか?」
爆弾なんて――――どうやって準備したんだあの人たちは!
「あの爆弾を――――十勝さんと会う前のあんたの状態で手に入れたら……ど~なっていたのやら…」
確かに――――昨日のあの状況で過激な復讐手段を手に入れていたら…
迷わず――――使っていただろう。
「でも――――爆弾が入っていたって……鍵はここにあるのに…どうやって中身を見たんですか?――――あっ、サイコメトリー?」
僕は松原さんの手を見て納得した。
「いや――――…アイツら監視カメラで見てるかもしれないから…近づけないんだよねぇ~…だから、予知夢からの推測…、君は大学で【復讐コンサルタント】から受け取った爆弾で二人を殺すからね」
「だ――――…大学で!?僕は…他の人も巻き沿いにしたんですか!?」
一気に血の気がひいた――――…二人だけに復讐するんだと思っていたのに…
大学で――――…爆弾を使ったテロ行為に発展していたなんて!
「?そんな――――いくら僕が二人を許せないと言っても…他の人を巻き込むような――――サイコパスな人間ではないです!」