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「爆弾をロッカーから回収したのなら――――…今にも使いたくてウズウズしているはず……
　さぁ、未來ちゃんの夢を正夢にする時間が来たわ――――」



「すでに自宅アパートに持ち込んでいるはずだから――――…連絡を取って…使い方を教えたら俺たちの任務は終わりだ！」



――――簡単な仕事だ。


しかし、井金の心が黒く染まるのに約１ヶ月もかかってしまった！


その間…


未來ちゃんはこの爆発の夢を繰り返し見ていた……


徐々に瞳から光が消えていくのを間近で見ていた。


「簡単な仕事って…言っていたのに――――…」


「悪かったよ、これが終わったら焼き肉でも高級寿司でも奢ってやるから！」



戸次は少しづつ仕事に目を向け始めた私の態度にニコニコと頬笑む。