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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第26章 魔法が解ける――――…


なんと、井金の隣には――――2日前にマンションから消えた…未來ちゃんが立っていた。


――――戸次の言うように…


井金の件に未來ちゃんが関係していた!



私は、未來ちゃんの姿に――――その場を離れようとしていた足が井金に向かっているのに気がつく!



「未來ちゃん!未來ちゃん――――良かった!無事に会えた!大丈夫?体は?平気?今までどこにいたの?心配したよ?――――早く帰ろう?一昨日は一人にしてごめんね?――――さぁ、帰ろう?」






手を伸ばし未來ちゃんを抱き締めようとしたが――――…



未來ちゃんは井金の隣を離れようとしないし、しまいにはサッと井金が未來ちゃんを背に隠すしまつ…



「――――は?井金…私の未來ちゃんを返して……殺されたいの?」



未來ちゃんを隠す井金を睨むと…更に井金をかばう影が私の目の前に現れた。


「――――よう、久しぶり……。お前には聞きたいことが山ほどあるからな…覚悟しとけ」



「――――?…!松原…お前か…」



私の前に立ちはだかったのは…私のライバル…松原 皇輝(まつばら こうき)…そいつだった!



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