🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第28章 あの日――――ガーベラと共に…
「やっぱり――――ホッとする///あのマンションは…変な居心地だったから……戻ってこれて///嬉しい!」
未來ちゃんは目尻の涙を拭うと満面の笑みで月子さんと抱き合った。
「良かった――――…暗示にかかっていたとはいえ…お前を気にしないで生活していたなんて///おばあちゃん失格だよ…」
月子さんも暗示が解けて――――恐怖で震えたと言う。
あれほど気にかけて引き取った孫を――――数ヶ月もほったらかしたのだ。
「大丈夫だよ――――私も…暗示にかかっていたとはいえ…おばあちゃんのこと…ないがしろにして…思い出しもしなかったの……ごめんね?」
それほど、川島のおっさんの暗示は強力だったのだろう。
「よく、解除出来たよ――――マジで奇跡!変な話…何十年も暗示にかかっている人もいるだろうから……マジで怖いよ!」