🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第29章 力の代償と神様
~皇輝side~
爆弾の記憶を読む日――――…
俺は、警察の特殊な部屋に通され…とてつもなく…エグい防護服で身を固められた!
「ちょっ…十勝――――この防護服必要か?爆発しないんだろ?」
「ロッカーから出した招待のままで保管していたから…突然爆発するかも知れんだろ!?念のためな!」
――――念のためって…
別に爆弾の核を取ったからって…記憶を読むのに支障はないと思うが…
俺の力を知らない人からしたら――――一番新しい記憶に引っ張られると思っているのだろうか?
まぁ、おれ自身も知らないからなんとも言えんが…
防音、防壁、防弾ガラスの向こうには心配した未來ちゃんが祈る姿でこちらを見ている。
「では、青年よ頼む!」