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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第29章 力の代償と神様


一応――――爆弾もどきを作ったやつの事はわかったから、その情報を教えて…その男を確保する方向で話は終わった。



「十勝さん!ずるいですよ――――!皇輝さんを利用するだけして!爆弾じゃないってどういう事ですか!」


防弾ガラス側に戻ってきた俺を心配してか、未來ちゃんが十勝の肩を掴みガシガシ揺らしていた。



「悪かった――――実際に…我々だけでは製造者の検討もつかなかったから…青年の力には頼りたかったんだ……。
 でも――――…上の人間が力に敏感でなぁ……青年には悪いと思ったが試させてもらったんだ」



「別にいいっすけど――――…爆弾の側だけを作っただけで罪になるんすか?」



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