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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第29章 力の代償と神様


「じいちゃんは……よっぽど暇なんすか?」



そう聞くと、じいちゃんは笑った。




「ハハハハ――――わたくしは、興味があるのです。
【時田 和義(ときた かずよし)様に使えていた時から、能力者の存在に…。
 そして、わたくしの調査が…いつか時子様の役にたてばと…願うばかりでございます」



物腰が柔らかく、ホワンと笑うじいちゃんはにこっちまでほんわかしてしまう。


執事のじいさんは我々の話を聞くと――――頭を深々と下げ店を出ていった。


俺はその後ろ姿に!「こんど!開店時間に来てくださいよ!旨い親子丼食わせますから!」と、声をかけた。


執事のじいちゃんは振り返りもう一度綺麗なお辞儀をして帰っていった。



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