🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第31章 【最終章】兄弟――――松原家
振り返りたくない――――…多分、そこには家族もいるから…
「皇輝兄さん――――!良かった…野口さんを迎えに行かせて正解でした!ありがとう……」
俺は、ダークマンをチラッと見る…
すると、嬉しそうに微笑むとスッと後ろに下がった。
「兄さん――――探したよ…」
「お、おう――――…」
俺はゆっくりと振り返り…中学から会っていなかった弟の顔をみる。
20歳になった天輝は…立派な大人になっていた。
「最後にあったの…中学の正月ぐらいだったもんな……大人に――――なったな」
「///兄さん――――…兄さん…」
天輝は俺の側に駆け寄ると――――…抱きついてきた!
おいおい――――なっ!?
再び視線が俺たちに向かう!
目立ちたくなかったのに……コイツは――――…何を考えてやがる?