テキストサイズ

🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第31章 【最終章】兄弟――――松原家


「お前――――…」



マジで会いたかったのか?



いや、俺の存在なんて…ちっとも気にしてなかっただろ?



「はっ、放れてくっださいぃ!み、み、皆さん見てましゅ!」



戸惑っていると未來ちゃんが俺と弟の間に割ってはいる!



緊張とコミュ障でカミカミだし変な言い方になってる!?


でも、俺を庇うため勇気を出して立ち向かってくれている!



「あっ、は――――えっと…誰?」



「相変わらず失礼なやつだなぁ……俺の彼女――――…片時も離れたくない愛しい恋人だよ!」



「――――彼女…?ほほぅ…このたくましくカッコいい兄の彼女ですか?強い兄に相応しい彼女さんなんですよねぇ?」



なぜか、未來ちゃんをなめ回すように見た天輝は威嚇するように未來ちゃんを見下ろす!



「なっ、なんでお前がそんなこと言い出すんだよ!未來ちゃんは俺の理想の女性だ!いくら弟でも――――未來ちゃんを悪く言うようならぶん殴るからな!」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ