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ペニクリを愛して

第1章 初体験


「そうだ!なあ、京平。
お前、女と付き合ってみないか?」

僕が翔太に対して
ドキドキしているのも知らず、
翔太がそんな提案を始めた。

「女と?」

「ああ、俺の入っている陸上部の先輩が
年下好みでさあ。
誰かいい男を紹介しろってうるさいんだよ」

俺じゃあダメッスか?と翔太は
先輩に言ってみたが
『あんたは好みじゃないからパスよ』
とあっけなく断られたそうだ。

「色白で華奢な男がいいんだとさ。
ほら、お前ならピッタリだし」


女に興味がないって訳でもないんだろ?
そう言って翔太はしきりに
その先輩と僕をくっつけたがっている。


「もちろん。
ちゃんと女のヌードグラビアで
オナニーもするし…」


ハッ!勢いに任せて思わず喋っちゃった…

「じゃあ、決まりな」

僕の失言を無視して
そう言って翔太は
スマホを取り出して先輩にLINEを送った。


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