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もう推しとは言えない *番外編更新中

第21章 番外編 最後の○○



益子先生は、なぜか『ママ』と生徒から呼ばれ、親しまれているし、私もその一人…。
多分、益子先生の場合、生徒一人一人に親しみを持って下の名前で呼んでるのもあると思う…ママと呼ばれるのは。

全然、嫌じゃないんだよね、下の名前で呼ばれても。


「そう、それはそうと…澤畠先生、由香里ちゃんに渡せましたか?ちゃんと。」

「あぁ、はい。…あの、余計なこと…」

「じゃあ、良かったですね!澤畠先生、一生懸命作ってましたし…ふふ、数学以外であんな真剣な澤畠先生は見た事なかったですよ?
お花と澤畠先生っていう絶妙に似合いそうで似合ってない感じもまた…」

「…ちょっと黙ってください。」


それ以上言わないでくださいよ、と澤畠先生。

(あの、プリザーブドフラワー…)

澤畠先生が、作ってくれたの…?今の益子先生の話から察するに、そういうことだよね。
あんな綺麗な感じなもの…澤畠先生が、作ってくれただなんて。


「あれ…由香里ちゃん、知らなかった?あのプリザーブドフラワー、澤畠先生が作ったんだよ?
そういう作れる場所とか、諸々アドバイスあげたのは私だけど、ね。」

「そうだったんですか…?」

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