白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~
第15章 熟女 文江
やがて僕の愚息が外へ引っ張り出された。
「あら?皮をかぶっているのね」
僕の仮性包茎をみて
文江さんが
興味を削がしてくれればいいのだが…
「皮…剥けるのよね?
仮性よね?真性じゃないんでしょ?」
仮性包茎を目にしたぐらいでは
文江さんはひるまなかった。
僕の愚息に口を寄せて
咥え込もうとしている。
「だ、だめです…汚いですから…
ぼ、僕、昨夜は風呂に入ってないし…
ほ、ほら、包茎って恥垢がたまるんです…
そ、そうだ、
シャ、シャワーを使わせてください」
とにかく、この場を逃れたいのと、
仮に抱かれるにしても
恥垢だけはきれいに取り除きたかった。
もう、仕方のない坊やね。
そう言って僕をバスルームに行かせてくれた。
冷水シャワーを頭からかぶり、
僕は冷静さを取り戻した。
とにかく抱かれるにしても
勃起させなければいい。
勃起さえしなければ
文江さんも諦めてくれるだろう。