白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~
第16章 帰国
「ねえ先生・・・・」
「ん?」
「もうそろそろ・・・入れたい」
そう、もう我慢の限界なのね。
いいわよ。入れていいわよ。
ただし、自力で挿入するのよ。
彼のペニスが
理恵の女性自身にあてがわれる。
そして、がむしゃらに腰を振る。
違う違う。そこじゃあない。
そこは尿道口よ。
あん、痛いよぉ。
彼の額から汗が滴り落ちる。
ポタッ、ポタッ。
理恵の大きな胸に雫が落ちる。
『さあ、がんばりなさい』
必死に腰を振っていたかと思うと、
「あうっ!!」と声を上げ、腰を震わせた。
『いっちゃたか・・・』
「先生・・・ごめん、出ちゃった・・・・」
南くんの瞳からポロポロと涙がこぼれる。
「もう・・・できない?」
やさしくいたわるように、
コンドームを外し、
ティッシュで処理しながら
聞いてあげる。
さすがに2度も発射したせいで
彼のペニスは急激に萎んでいく。
「入れたかった…
先生の中に入れたかった」
そう言って号泣し始めた。
「ごめんね、意地悪しすぎちゃったね…」
理恵の瞳からも涙がこぼれる。