白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~
第16章 帰国
「さあ、これでいつ挿入してもいいわよ」
「その前に先生のプッシーが見たい」
やけに素晴らしい発音で
プッシーと言われたのが少しおかしかった。
いいわよ。たっぷり見せてあげる。
理恵は彼の目の前で股間を開き、
オナニーをしてあげた。
「はあ、はあ…わかる?これが小陰唇よ…
ああん…そ、そして、
ここがクリトリス…あああん」
見られながらのオナニーが
こんなにも感じるとは。
理恵自身も彼のペニスが
欲しくてたまらなくなった。
「舐めたい?
ねえ、南くん、舐めたいでしょ?先生の…」
「先生!!」
彼がたまらず股間に顔をうずめる。
ピチャ、ピチャと
犬が水を飲むときの音をたてて、
彼が理恵の秘壺を舐め上げる。
南くんのクンニは
お世辞にも上手とは言えなかった。
とびっきり上手だったジェフと比べるのは
可哀相だとしても、
ユウと比較しても月とすっぽんだった。
でも彼の必死さがたまらなく嬉しかった。
「どう?私の体、おいしい?」
「うん♪おいしい。すごくおいしい」
口のまわりを
ラブジュースでベタベタにした南くんが、
股間から顔を覗かせて、ニコッと笑った。