白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~
第17章 人気作家
「ああああ・・イク!イクわ!
来て!あなたも来てよぉぉぉ!!」
「おおおぉぉぉ!イクよ。僕もイクよ!!」
二人、同時に果てた。
僕は射精の瞬間
「理恵~~!!!」と叫んでいた。
彼女の膣(なか)へ思いっきり射精し、
しばらくしてから静かにペニスを抜き去った。
女性自身が
ブラックホールのような
黒い穴を開けていたが、
やがて静かに扉が閉まっていく。
閉まるときに、膣圧が生じたのか、
そのワレメからタラタラと
白濁の僕の子種がシーツに流れ落ちた。
「初恋の相手の名はリエさんて言うのね」
「えっ?どうしてそれを・・」
「先生ったら
射精しながら叫んでいたんだもの…
ちょっぴり羨ましいな、そのリエって人が」
「す、すいません!
あなたを抱いていながら
別の女性の名を叫ぶなんて…」
「ううん、いいの。
初恋の人を思い出してって言ったのは私だし…
それに、先生とは恋愛感情もないしね」
えっ?
僕は君に少し恋愛感情があったのに…
そんな事を思いながら、
シーツに目をやった。
はっ!ま、まずい!!
僕はあわててシーツに残る白濁の液を
ティッシュで拭った。
どうしたの?
彼女が不思議そうに僕の動作を見つめる。
「ぼ、僕の…ニオイがきついんだ。
残しておいたら吉岡さんに
君を抱いたのバレちゃうよ!」