白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~
第3章 里中先輩
月明かりの中、
例の岩の上に、
里中さんは腰掛けて
約束どおり待っていてくれた。
「はあ、はあ・・・
里中さん・・・約束どおりきました」
「うふふ、
そんなに慌てて走ってこなくてもいいのに」
「里中さん!
僕にいっぱい、いろんな事、
教えてください!」
「いいわよ。
でも、これは二人っきりの秘密よ。
誰にも言っちゃダメよ」
「わかってます。誰にも言いません」
可愛いいと言いながら、
里中さんは僕をやさしく抱きしめてくれた。
僕も、腕を里中さんの背に回して
暫く二人は、お互いの体温を確かめ合った。
「順也・・・」
やさしくキスされて、
僕のスケベな気分は再び上昇し始めた。
先輩の胸を弄ると、
ノーブラだったようで、
あの、マシュマロの感触が手に伝わった。
「待って。今度は私が・・・」
里中さんは、そう言うと
僕のTシャツを脱がし始めた。