白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~
第5章 里中先輩の個人レッスン
夏合宿の一夜以来、
僕は理恵ちゃんの目を
見つめることができなくなっていた。
里中さんには、
性教育をしてもらっただけだ。と、
自分に言い聞かせても、
後ろめたい気持ちがずっとつきまとった。
その気持ちがエスカレートしてきて、
やがて日課だったクラブの練習後の
一緒に校門までの下校ができなくなった。
それどころか、教室でも、
自分からすすんで理恵ちゃんに
話しかけることもやめた。
いけないと感じつつも、
帰宅後、勉強を教えてもらうとかの口実で
里中さんの自宅を訪ね、
愛の手ほどきを受けた。
そんなある日のこと。
「順也・・・
股間にうっすらと産毛が生えてるよ」
フェラチオを始めようと、
股間に顔を近づけた里中さんが言った。
「えっ?うそlっ!」
思わず股間を凝視した。
そこにはうっすらとした陰りが確かにあった。
「順也のペニスも
少しずつ大きくなってきてるよ」と
手でピストン運動させながら
里中さんがキスしてくれた。