白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~
第6章 里中美智子
互いにオナニーとペッティングで
何度もエクスタシーを向かえた後、
満足しきった顔で順也は帰っていった。
股間の痺れるような余韻にひたりながら、
美智子は考えていた。
最初はこんなつもりじゃなかった。
いつも、弟がほしいと思っていた。
そこへ、かわいい順也が入部してきた。
順也は弟として理想のタイプだった。
夏合宿で肝試しのペアになったとき、
これは、
神様がくれた最高のプレゼントだと思った。
暗い夜道で、
順也と二人っきりになったときに、
少しエッチなお姉さんを演じてみたくなった。
それと、同時に姉として、
無垢な弟に恋の手ほどきを
してあげたい衝動にかられて、
つい、あんなことをしてしまった。
無垢な弟のような順也は、
予想どおり私の虜になった。