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白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~

第6章 里中美智子


でもそこには姉弟愛もなければ、
純粋な男女間の恋愛感情もない・・・

ただ、互いに
性欲の処理としてのパートナー・・・

順也はかわいい。
でも、まだ男として見る事はできない。

順也は私をどう見ているんだろう?

SEXの手ほどきをしてくれる先生?
きれいでセクシーなお姉さん?
Hでフェラチオ好きな先輩?

どう思われてもいい、
ただ、感情が高ぶって
抱きたいと言ってきたらどうしょう・・・

今のところはまだ大丈夫、
順也は私のことを
決して美智子って名前で呼ばない。

いつも『里中さん』だ。
そう呼ばれているうちは、
恋愛感情は芽生えていないと
考えていいだろう。

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