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白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~

第1章 プロローグ


でも、どうやったら早く生やせるんだ?
親父が使ってる「リア○プ」って奴を
チンチンに塗ればいいのか?

その夜、風呂あがりに僕は、
洗面台に置いてある親父の「リア○プ」を
手にした。

手にしてみると、
それはとんでもない秘薬のような気がした。

どうせなら、タップリと・・・

チンチンにふりかけてみる。
予想以上に大量の液体が
チンチンにふりかかった。

雫が、チンチンの先の
オシッコのでる穴へ浸入したようだ。

そのとたん、とんでもない痛みが僕を襲った!

「△×○$☆!!!!」

声に出ない悲鳴をあげ、
チンチンをギュウッとつまんで痛みに耐えた。
毛を生やすのって
こんなに痛い思いをしなけりゃならないのか?
こんなに痛いのなら、
毛なんてまだまだ生えなくていい!

もう少し子供でいよう。
理恵ちゃん、もう少し待っていて。
僕は痛みに耐えながら
心のなかで理恵ちゃんに詫びた。

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