白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~
第2章 射精
中学生活も二ヶ月を過ぎると、
制服が夏服に変わった。
男子は白い開襟シャツ。
女子は白いブラウスとなった。
「順也君、おはよう」
「おはよう、理恵ちゃん・・・」
えっ?理恵ちゃんの
ブラウスに写るそのシルエットは・・・
ひょっとして、ブラジャーってやつ?
理恵ちゃんは中一にしては発育がよく、
いわゆる巨乳ってやつだ。
ガキの僕には、
そのシルエットはあまりにも眩いものだった。
「なに?胸になんかついてる?」
「えっ?いや、なんでもないよ」
ダメダメ、いくら魅力的でも
食いつくような眼差しで、
ジッと見つめちゃ変態だ。
『ドクン・・・』
なんだ、この下半身の疼きは・・・。
気付けば僕のチンチンが、
立派なテントを張ってるじゃないか!
やばっ!
あわてて前かがみになって
トイレに駆け込んだ。
朝立ちのときもオシッコをすれば、
元のフニャチンにもどるんだ。
今もオシッコをすれば、
元にもどるはず・・・。