白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~
第2章 射精
急いでジッパーを下ろし、
激しくそそり立つチンチンを引っ張り出した。
あまりにもギンギンに勃起していたせいか、
包皮から亀頭が少し顔をだしていた。
『いけない、いけない、
元にもどさなきゃ・・・』
亀頭を包皮にもどそうと、
チンチンを握り、先に向かって力を入れた。
と、そのとき・・・。
激しい衝撃が脳天を突き抜け、
ドピュッという音とともに、
オシッコでない別の、
鼻水のようなものが亀頭の先から迸った。
『なんだあ、これっ?』
それは、便器の壁面を
トロリと舐めるように下へ流れ落ちていく。
『これって、なにか変な病気?』
僕は便器を流れ落ちる白い液体を見つめて
愕然とした。