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禁断の夏合宿

第9章 明日香と尚子


「今はちょっと…」

さりげなく断りをいれると

「やだわ~、冗談よ」

そう言って里美はクスクスと笑った。
里美の淫乱さを知っているだけに
冗談だと言われても
真意とは受け取れなかった。


午前、午後のトレーニンは
各自ほとんど上の空という感じで
ほとんど真剣さが見受けられなかった。

とりわけ昨夜に抱いてあげた妙子は酷かった。
アナルセックスをしたものだから
尻の穴が痛いのか
得意種目の平泳ぎのフォームがぎこちない。

『妙子には申し訳ない事をしたな…』

まあ、明日になれば尻の痛みも取れて
本来の泳ぎに戻るだろう。

淳子にしても
女になった喜びからか
ボーッとしている。
彼女の頭の中は
セックスの事で一杯なのかもしれない。

『こりゃあ、今夜からの
セックスの在り方を考えなきゃな…』

軒並みタイムが落ちて
フォームがバラバラになったら
夏合宿を任せてくれた桜川先生にも申し訳ない

清廉潔白な桜川先生に
片っ端から水泳部員とセックスをしたなんて
口が裂けても言えない。
セックスをしているのがバレたら
ショックのあまり流産してしまうかもしれない

それゆえ、絶対に中出しはご法度だ。
懐妊させては教師としての立場が危うくなる。
いや、数人の女の子と
セックスをしている時点で
すでに教師失格なのだが…





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