禁断の夏合宿
第3章 陽子と佳奈
「先生…気持ちよかったわ」
二人の少女が満足した表情を浮かべながら
水着を着用しはじめた。
医務室に連れてゆくと
部員たちに宣言してから
かなりの時間を要してしまった…
早くプールに戻らないと
部員たちが心配しているだろう。
吉本もブーメランビキニの海パンを
あわてて履いた。
「いいか樋口、
少しは足を痛めた素振りをしてくれよ」
「わかってますって」
そう言って、これでいい?と
少し足を引きずって歩く真似をした。
「それと…昨夜のオナニーの件だが…」
「大丈夫よ
気持ちよくしてくれたんだもん
他のメンバーには言わないよ」
二人の女生徒は
愛しそうに吉岡に抱きついてきた。
プールに戻ると、
吉本たち3人の姿を
見つけた主将の相川育美が駆けつけてきた。
「陽子、足は大丈夫?」
育美は心配そうに陽子の足を見つめた。
「大丈夫、大丈夫。
ちょっと足がつっただけだから」
そう言いながら
少しビッコをひきながら
軽傷だということをアピールした。