無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

薄皮ごしに花芯の根元をしごかれてるような感じがした。
その内側も膣の壁を圧しながらクルクル撫でられ、そこから頭の先まで、電流が走ってるみたいに閃光が瞬いては突き抜ける。

「ひっ…あッ……だめダメっ…やっもう、それ。なに…っ、こすらなっ……あっ…」

中途半端な着衣で腰を大きく浮かせるわたしはもっととねだってるよう。

「美優、我慢しないで」

けれども自分をこうさせている本人が、わたしにそれを赦してくれている、そう感じた。

「ああ…あっ…だっ……てっ！ もっ…ああっ…！あっ…はぁ……ん」

それどころか、もっと乱れるのを催促されてるみたい。
秘裂の上部をくいと広げ、グチグチ音をさせながら執拗にそこを嬲る。

「あ…っ、いや」

その部分を隠そうと、わたしが伸ばした手首を包んだ彼が、自分の股間へと運ぶ。
薄い布越しのそこはすでにはち切れんばかりに垂直に立ち上がり、率直な欲望をあらわしていた。

「分かる？ おれは見える方が興奮する……ここは嘘つけないからね」

異なる愛撫はわたしの中で一つになり、過敏な粘膜に降り続けるのは恍惚とした性の悦びをあらわす雨のよう。
それは時に烈しくまたは緩やかに、淫靡な淀みを染み込ませていく。

「っ…も、だ、め…っ！ っつ！ んああッっ！！」

短く詰まった嬌声とともに、深い絶頂に仰け反って痴態をさらす。
甘いというには鋭く、心地よいというには鮮烈すぎる。
四肢の先まで沈んでいくような余韻に包まれた。
蜜口から、お尻に幾筋も体液がタラタラ伝って流れていくのが分かった。